戸塚区にて新築工事の依頼を頂き進めさせて頂いております。
通常は竣工後に弊社ブログに掲載させて頂いておりますが、本件はタイムリーに掲載させて頂きます。
ご相談頂いたのが2022年7月末でした。
石張りの上手な（※丹波石の深目地張りが出来る）職人を探してお施主様自ら造園資材の卸屋さんへ飛び込んで聞き込み、そこで白羽の矢が立ったのが私でした。
お施主様の行動力の高さ・知識量に驚いた衝撃の出逢いでした。
計画図の一部です。
建築資料、外構の設計資料を拝見したところ、少し荒削りでゾーニングが勿体無い箇所が多く感じ弊社でご提案させて頂く運びとなりました。
全体の計画を何度も提案・擦り合わせ致しました。
イメージの伝わりにくい箇所は模型も作り計画を進めさせて頂きました。
『部分的な石張りの相談 → 玄関・庭部分の提案・相談 → 全体の計画・提案』をさせて頂けることになりました。
お施主様と計画進行出来ることはとても愉しいです。何より部分の相談から全体を手掛る機会を頂けたこと、心より感謝致します。
詳細図もたくさん書きました。弊社図面は全てラフ線から起こした手書き図面です。
手書き図面はCADに比べて修正し難い等不便なところもありますが、その分思考力は深いと思っております。
近隣を配慮し、寸法の出ている箇所は着工前に作業場にて下地ブロックの加工をしました。
長い打ち合わせ期間が過ぎ着工となりました。
土庇がとてもいい仕事されています。足元には石積みや犬走りの洗い出しが控えており、いい緊張感を与えてくれます。
どの現場も一期一会で、お施主様と一緒に臨む最初で最後の制作です。
やり直しも出来ますが、至高を求めるには一発で決める覚悟がなければ何度機会があっても仕上がりません。竣工まで気を抜かず取り組んで行きたいと思っております。
□FBページ着工記事リンク 模型
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