ガーデニングを楽しめるような庭を造らせて頂きました。

現地を調査したのち、設計・デザインに入っていきます。

今回もラフデザインから入り、美しい配置や分割比、尺度を

探し、施工での整合性の振るいにかけ、清書していきます。

書いているうちに『植栽はこんな感じが良い』とか『ここは高さを変えたほうが雰囲気を演出しやすい』とか色々なことが連想できます。

忘れないうちに夢中で殴り書きをします。

施行前はこんな感じです。

賃貸の物件ということで引っ越し時に解体・移設が楽なようにシートを敷いてからの作業になります。

合間を見て圃場へ行き、植栽を選びます。地植えは出来ないので根っこの大きさにも気を使い選んでいきます。選ぶ時点で計画樹種以外に良い樹形の木があればそちらも採用します。

今回は材料屋さんのオススメもお伺いし組み込んであります。

完成になります。作業途中は写真を撮り忘れてしまいました。

アップの写真です。植物達がとても映えますね。

戸建て住宅の場合は塀で囲えば完全なプライベートガーデンです。

ちょうど施行の時期ではペチュニアやセンニチコウ、キョウカノコ、アガパンサスなどが開花していて素敵でした。

３坪ほどの計画地ですが工事するとグッと魅力があがりますね。

狭い空間でもアイデア次第で楽しめます。

お料理と器の関係のように、デザインされた器をしっかりと造れば食材となる植物達もグッと映えます。ガーデニングの器を作るのも私たちの仕事です。

設計者と施行者が同じ、作家作品の庭空間。とても素敵な空間です。

参考樹種　

シマトネリコ　アオダモ　ハナズオウ　ニンジンボク　

ウエストリンギア　アナベル　アガパンサス　ギボウシ

キョウカノコ　ワイルドストロベリー　キチジョウソウ

フイリヤブラン　ペチュニア　センニチコウ　ヘンリーヅタ　セダム　等

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