①の続きになります。
奥の大谷石のテラス・園路工事が終わりましたら石張り工事です。
今回は『つくばい』も組みますのでその位置も合わせて計画し施工します。
主な景色になる『つくばい』を盛り上げるために自然石と切り石を混ぜた飛び石を打っています。左右の曲、大きさ等のリズムが大切と思っております。
目地入れです。玄関前と比べて少し目地を広くとって緊張感を抜いています。
帰省中の娘さんがお手伝いくださりました。感謝申し上げます。
その後『つくばい』の排水工事。
つくばい組の作業風景です。
息を忘れるほど緊張感を持って一発で決めるからこそ良きものが出来る、実力が出せると思っております。今風に言うならばファーストテイクでしょうか。
工事が石工事が進みましたら竹垣の段取りです。
いつもお世話になっている『竹大』さんです。今回は体調不良で一緒に施工はできませんが、いつもは現場作業まで一緒にして頂いております。
産業化・分業化が進んでいますがサプライチェーンの最後まで携わって頂いた方が双方にやりがいがありますし、細部の精彩を欠くことがないと思っております。
植栽はいつもお世話になっている寿々喜園一里山に。
植栽風景です。この空間という立体的・地理的影響を受ける器(花器)に数年後の景色を思い浮かべながら植える(活ける)のは非常に難しい作業です。
数年後から逆算すると今の植栽は小さくボリュームも少ないです。
今の植栽で間を持たせると数年後には鬱蒼とした空間になって鬱陶しいものになりますから、『少ない植栽でどう間を持たすか』が重要になると思います。
生花によく似ているかなと思います。
次回は完成をアップいたします。
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リンク:鎌倉市 庭・外構改修工事①